山口町の大ケヤキは樹齢約250年で、樹高約20m、胸高直径1.1mあります。枝張りは北東方向に焼く12.2m、南東および南西方向にそれぞれ約8.5mに拡がていて、樹幹は帚状に分枝し、枝先は細かく分かれて樹冠は円形状となっています。また、幹の樹皮は網目状に剥離して、古木の典型的な形状を示しているといわれています。大ケヤキの生育する周辺の環境は、東側に比較的交通量の頻繁な国道176号線がありますが、道路とケヤキの間隔が約15.4mあり、また北側及び南側がコンクリートのブロック塀に囲まれているので、環境条件は比較的良好です。また、樹勢も旺盛なので更に長年月にわたって生存するものと思われています。